小径漫画

小さな幸せをコツコツと…。 平凡な生活を俳句と駄文でスケッチしています(*^_^*)

2012年07月

夏休み空から落ちてきた出会い

吹奏楽でお世話になっている先生の依頼で
ドイツの音大の女性2名の
ホームステイをお受けしました。
ホームステイ受け入れなんて初めてでドキドキです。

お受けしたのはCさんとMさんの2名のバイオリニスト。
彼女の大学のオーケストラが日本巡業中で、
埼玉公演の際の2泊を我が家で過ごされました。
1日目、身振り手振りでお互い恥ずかしがりながら
ビールやワインを楽しみました。

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2日目の朝、お散歩タイム。
我が家から近くのお寺に向かいます。
CさんとMさんと長女です。

意外だったのが、いつも人見知りで
臆病な長女が積極的に英語で話しかけていったこと。
そしていつも大胆で人懐っこい次女が緊張して
全く引っこんでいて関わらなかったこと。
親ながら、娘2人の意外な一面を垣間見ました。

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近くの禅寺。
ここにドイツオケの仲間が4人泊まっています。
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なおこのお寺は幼稚園を経営していて、
うちの娘2人もここに通ってました。
気さくな副園長さん(住職の奥さん)に
久々に会い、ドイツオケの話で盛り上がりました。

2日目午後には、さいたま市のコンサートホールに
2人を送り、夜のコンサートにはみんなで聴きにいきました。
ベートーベン「エグモント」、ヘンデル「メサイア」、
ブラームス「ハンガリー舞曲」など、色々な曲が披露されました。
「ハレルヤコーラス」は合唱団も出演して圧倒されたなあ。
アンコールには「ふるさと」が演奏され、
しみじみとした雰囲気になりました。

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打ち上げはオケの皆さんとお好み焼き屋に。
皆さんお好み焼きは「知らない」とのこと。
ドイツの方がお好み焼きをひっくり返すとき、
みんなドイツ語で「1(アイン)、2(ツヴァイ)、3(ドライ)!」
と大きな声で掛け声をかけ、大いに盛り上がりました。

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あっという間の2泊3日。
CさんとMさんを大宮駅に送り、別れを惜しみました。
初めてのことだらけで緊張したけど、
何だかとても楽しかったです。
ちょっとテレビの「田舎に泊まろう」みたいでした。

余談:2人の受け入れ準備のため、けっこう家じゅう
念入りに掃除したり、障子を張り替えたりしました。
ホームステイを受け入れると家がきれいになりますよ(^_-)

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朝市を歩くラムネを飲みながら

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一夜明けた函館の朝。
これから特急にのって札幌の研修に向かいます。
切符を買って少し駅周辺を散策。
と思ったら…、

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何と駅のすぐわきに、有名な函館の
朝市が開かれているのでした。
函館の朝市は有名なので知ってましたが、
まさか駅のこんな近くでやっているとは知らず、
かなり得した気分。
朝は忙しくてとても見られないと思ってたので。

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ラッキーなことに出会えた
函館の朝市の様子を少しばかり…。

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平日の朝なので、大賑わいというわけではありませんが。
でも雰囲気は十分味わえて満足です。

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さて約20分の朝市見学を終えて
いよいよ函館に向かいます。
乗った特急は「スーパー北斗」。
札幌までおよそ3時間です。

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めったにない汽車旅なので、
ホームで駅弁を購入。
売っているお兄さんに
「旅の記念に」とお願いし、
写真を一枚撮りました。

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これが車内で食べた「北の家族弁当」。
ニシン、カズノコ、しゃけ、筋子、いかめし…。
北海道のものばかり。
大沼の景色を見ながら美味しく頂きました。

長く仕事をしていると、
大変なことも多いけど、
こんな美味しい思いをすることもできて
人生楽しいこともいっぱいだなあと
改めて感じました^^




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夜の秋港の町はジャズの街

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函館の町が薄暗くなってきました。
私は1人港の方へ。
横浜のようにオシャレな感じが漂ってますが、
もっと町も港もこじんまりしていて、
それが余計に独特の個性を強調している気がします。

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昔ながらの赤レンガ倉庫。
現在はこの中にオシャレなお店がいっぱいです。

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こんな感じ。
家族へのお土産をここで買いました。

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さて、本当はこの日のメインイベントの
夜景を見に、函館山に登りたかったのですが…
この日はあいにくの曇りで、
函館山の頂上は雲で全く見えません。
ロープウェイの駅に行ってみたのですが、
ご覧のとおり、頂上は全く見えず。
夜景は期待できないので、泣く泣くあきらめました(T_T)

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そこでふらふらしていると、
よさそうな喫茶店があったので一休み。
入ってみたらジャズ喫茶で、
かっこいいジャズが流れていました。

後で知ったのですが、
函館の町にはジャズ喫茶がいっぱいあるみたい
また行く機会があったら
あちこち行ってみたいな。
でも1人じゃ入りづらいかな?

そんなこんなで、函館の1日は
あっという間に過ぎたのでした^^


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アロハ着て路面電車を待つ神父

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北の港町、函館。
初めて行ってとても好きになりました。
何といってもこの路面電車が旅情を誘います。

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中にはこんなハイカラな車両も。
終点の谷地頭から乗りました。

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中はこんな感じ。
一番乗りの特権で写メしました(^^)v

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見学した北方民族資料館。
アイヌの文化についてちょっと勉強しました。

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こちらは函館文学館。
石川啄木をはじめ、
函館ゆかりの文豪について知ることができます。
私の好きな辻仁成さんの作品も展示されてました。

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文学館の啄木像。

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これはロシア正教会。
異国情緒が漂う建物もたくさん。

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坂の上から函館港を望みます。
かつては青函連絡船がここに停泊していました。

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函館の矢車菊に逢へにけり

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小さな函館1人旅。
五稜郭の後は、市電で青柳町へ行きました。
市電の1日パスポートは600円で1日乗り放題。
風情もあるし、市内の注目スポットのほとんどに
私を運んでくれる、とても便利な1日パートナーです。

青柳町は、かつて石川啄木さんが生活した町。
「函館の青柳町こそかなしけれ友の恋歌矢ぐるまの花」
という歌はあまりに有名です。

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これが啄木さんの住んだ家の跡地。

私の両親は短歌が好きで、短歌サークルで出会いました。
特に父は啄木が大好きだったようで。
私は短歌も好きなのですが、何となく情感が強すぎて、
むしろ乾いた印象の俳句の方が好きなのです。
でも父の影響で啄木はよく読みましたし、
やっぱり気になるんですよねえ。

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近くには市民の憩いの場、函館公園があります。
ここの観覧車は小さいけど日本一古いとか。

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ミニ動物園にいたポニー。
何故か気になり、しばらくこの子をじっと見つめてしまいました。

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青柳町の街角で発見した「啄木花壇」。
矢車菊の花が咲いていました。
さすが啄木の町、青柳町!

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青柳町のあとは立待岬へ。
この近くに啄木さん一族のお墓があるんです。

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この写真は啄木さんのお墓から望む津軽海峡。
ちゃんとお線香をあげてお墓参りしました。
彼の愛した函館の街が一望できる
とてもよい場所でした。
でも風が強くて、線香になかなか火がつかなかった。

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立待岬からの絶景です。

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~おまけ~
これは青柳町のとなりの宝来町の街角。
黒い建物の左のオシャレな建物は、
今は「ジョリージェリーフィッシュ」という
レストランなのですが、実はここはかつて
芥川賞作家の辻仁成さんが青春時代に
住んでいたお家なのです。
私は辻さんも大ファンでして(ロックバンドの頃から)、
散歩してたら遭遇できて大感動!
函館はこのように、私にとって
魅力がつきない町なのです。

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