小径漫画

小さな幸せをコツコツと…。 平凡な生活を俳句と駄文でスケッチしています(*^_^*)

2009年10月

「秋惜しむ」JAZZとルパンにゃ似合わない!

今日は久しぶりに主人と2人でコンサート。
娘2人を家に留守番させ、夕方から隣の町へ。
大野雄二&Lupintic Fiveという6人組みの
ジャズライブに行ってきました。
大野雄二さんはあの「ルパン三世」の
テーマ曲を作られた、ジャズピアニストです。

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17時より開演。
前半はけっこう普通なジャズコンサート。
大野雄二さんの老練なピアノに
若いパワフルなドラム、ベース、ギター、
サックス、トランペットがからむ
絶妙なラインナップ。
特にドラムのソロには迫力があり、
ひときわ大きな拍手が沸き起こってました。
私の興味はやっぱり自分がやってるサックス。
若いイケメンお兄ちゃんが吹いていましたが、
同じ楽器のはずなのに、なんでこんなに
音が違って聞こえるんだろう???
ほれぼれしながら聞き入りましたラブ

後半はいよいよ大野雄二さんの作った
ルパン三世のテーマ集。
「五右衛門のテーマ」「不二子のテーマ」
「次元のテーマ」と、テレビのルパンで
よくBGMで流れていた曲が続きます。
私たちの世代だとけっこう知っててハマる内容。
その最中になぜか名曲「枯葉」を
かっこいいアレンジで聴かせてくれたりして、
ちょっとジャズをかじったものには
たまらない展開です。
そしてラストはやっぱりおなじみ
「ルパン三世のテーマ」。
これってあらためて聴くと
すごい名曲ですよね。
会場もめっちゃ盛り上がりました。

アンコールは大野さんのピアノソロの
映画「カリオストロの城」のテーマ曲と、
6人そろっての「銭形のとっつぁんのテーマ」(笑)。
でもこれが意外なほどかっこいいんです。
タムタムを多用したドラムのソウルフルなリズムに乗り、
6人乗り乗りのナンバー。
会場みな手拍子で、大いに盛り上がりました。
生音はやっぱりしびれますね。
主人と共に大満足のライブでした。

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終了後、思わすCDを買って、サイン会に参加。
大野さんをはじめ、全員にサインしてもらっちゃいました。
帰路につくと空にきれいな月の夜。
風は冷たいけど、心はすっかりホットです譜面


後の月背中丸めし家路かな

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朝刊を読んで気付いたのですが、
今日は十三夜月。いわゆる
「後の月」っていうやつだそうで。。。
「栗名月」「豆名月」ともいうそうですね。
でも今日あらためて見たら
満月ではないようでして^^;

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せっかくだから夜にもう一度
ケータイで写真撮っときました(*^^)v
仲秋の名月の時のように
ゆったりと鑑賞する余裕のある
気候ではなく、けっこう肌寒い夜。
同じ月でも1か月足らずの間に
こんなに味わいが変わってしまうんですね。


どんぐりのからころ鳴りぬランドセル

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長女が小1の頃、
学校帰りに何でも拾ってくる癖がありました。
ランドセルに団栗(どんぐり)なんてかわいいもので、
ポケットに石ころがいっぱいとか、
何かの葉っぱとか、木の実とか、
いろんなものを持って帰ってきたっけ。
子どもにとっては宝ものなのでしょうけど、
洗濯が大変だったなあ。

あれから4年たち、すっかり反抗期の長女^^;


団栗を踏みつけてゆく反抗期 小国要


杜鵑草旅に生きるも定めなり

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我が家の裏庭に自生する杜鵑草(ほととぎす)です。
ユリ科の植物で、高原の日陰に咲く花だとか。
この地に引っ越してきた秋から咲いています。
多分以前住んでた方が育てていたのでしょう。

非常に変な話ですが、私はこの花が
一発屋歌手のドサ回りにダブるんですよね。
かつては華やかな世界にいたのに、
今は人気も衰え、地方行脚の日々。
ちょっと化粧が濃い目で、華やかだけど
秋に日陰に咲く哀愁が何となくダブるという…。
まあこんなこと考えるの私だけでしょうから、
別に共感されなくてもいいんだけど^^;

日に干され風にさらされ刈田かな

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家の前の田んぼも最近遅い稲刈りを終え、
田んぼは「刈田」となりました。
急にすっかりさびしくなったこの状態が
来年の春まで続きます。

右手にあるのは町営の温水プール。
我が家から歩いて2分。
時々主人と娘たちが泳ぎに行ってます。
プール手前には用水路と遊歩道。
我が家の前に広がる日常の風景です。

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